dandan-mcp
Progateハッカソンに参加しまし、「ハッカソンのおともになる、DevEx 向上 MCP ツール」を開発しました。
MCPを開発するのは今回が初めてで、概念の理解から入ったのでとても苦戦しましたが、「RIZAPテクノロジーズ賞」を受賞することができました。
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はじめに
dandan は、雑多なメモを貼るだけで、AI が「やること」を切り出し、偏りのない担当割りをして、GitHub の Issue 化まで片付けてくれる段取りの相棒です。ハッカソンでもチーム開発でも、アイデアから実装のあいだに横たわる面倒な作業を肩代わりし、開発者が本当にやりたい「つくること」に集中できるようにします。
なぜ強いのか――「状態を持つ」ことの価値
プロンプトや Claude Skill は、会話が終わればすべてを忘れてしまいます。dandan はそこが違います。 状態を永続的に持つ。この一点が、使い捨ての自動化を「回すほど成長する段取り基盤」へと変えます。
第一に、状態が残るから、次に活きます。 投げたメモも、採用した気づきも、振った担当も、 その履歴も、すべて残ります。だから次にプロジェクトを回すとき、ゼロからではなく前回の続きから 始められる。使うほどに文脈が濃くなり、段取りの精度が上がっていきます。
第二に、プロジェクト管理者としての知見が育ちます。 貯まるのはタスクだけではありません。 誰が何をどれだけ引き受けてきたかという負荷と偏りのデータが積み上がります。管理者は勘ではなく 根拠で担当を決められるようになり、回すほどに「人を配る目」が鍛えられていく。ツールが成長するだけでなく、 使う人自身の PM スキルも一緒に伸びていくのです。
第三に、UI として扱いやすい。 段取りをテキストの読み書きや JSON の手編集でやるのは苦痛です。 dandan はチャットの中にパネルを描画し、気づきはカードで、負荷は偏りバーで、担当はプルダウンで、 発行はボタンひとつで扱えるようにします。考えるのは AI、決めるのは人。その人の判断を、迷わず、速く、 間違えずに下せるよう UI が支えます。
第四に、チーム全員で共有できます。 状態がサーバー側にあるので、全員が同じ dandan に接続し、 同じ景色を見られます。誰かの気づきも、アサインも、チーム全体の負荷も、みんなに共有される。 個人の Claude の中に閉じてしまう Skill と違い、dandan はチームの共有基盤になれます。しかも参加コストは MCP 登録だけです。